2017.03.21
サロン・ド・ラン新聞H29年3月号

皆様、こんにちは。立春も過ぎ暦の上ではもう春ですが、仙台の3月はまだまだ寒さが身に染みる時期です。風邪などひかれてないですか?暖かくなるまでもう少し、辛抱ですね。

さて、先月はリニューアルしたサロンと新しく新設したスタジオの紹介をさせていただきました。気になる講座などはありましたでしょうか?

今月は、いつものように美容と健康の話題をと思い、新聞、雑誌、ネット、いろいろ探していました。そんな中、最近よく目にする単語が「ルテイン」。どうやら目の健康に欠かせない成分のようで、新聞広告や健康雑誌などに「ルテイン」のサプリメントがいろいろ掲載されています。

 

さて、この「ルテイン」。一体何者?というわけで調べてみました。

「ルテイン」

カロテノイドと呼ばれる天然色素の一種で、黄色の色素。ほうれん草、人参、カボチャ、ブロッコリーなどの緑黄色野菜、とうもろこし、植物の緑葉、マリーゴールドなどの黄色い花の花弁、果実、卵黄に多く含まれています。

特に、緑黄色野菜に多く含まれており、100g当たり、ほうれん草なら10.2g、ブロッコリーなら1.9gのルテインが含まれています。

ルテインは、人間の体に存在し、主に、眼底の網膜の中心部(黄斑部)や水晶体、皮膚、乳房、大腸に存在しています。これらの部位の中でも特に多く存在しているのが黄斑部で、網膜とその中心にある黄斑部は、視機能に重要な役割を果たしています。視力や色覚をはじめとする視覚の多くを担っている部位です。

そしてこのルテインは紫外線やブルーライトのような高エネルギーの光を吸収し、この光によって発生する活性酸素を消去することができるそうです。

この作用によって、網膜の変性を防ぎ、目の健康を維持すると考えられているそうです。しかし、ルテインは体内に存在していますが、体内で合成することはできないようで、食物などから摂取しなくてはなりません。

1日に必要な摂取目安量は6gとされていますが、目の不調の症状により摂取量は変わるようです。

ルテインを食事から摂る場合、どうすれば効率よく摂れるでしょうか。

ルテインは水溶性ではなく、脂溶性なので油を利用するなど調理に工夫が必要です。油と一緒に摂取することで吸収が良くなると考えられています。

また、ルテインはお茶にも多く含まれているようです、特に、日光を遮って栽培(被覆栽培)される、玉露やかぶせ茶に豊富に含まれるそうです。(ほうれん草と同じくらい)お茶で摂取する場合も、飲用するのではなく、茶葉そのものを食品に添加するなどして効率的に摂取すると良いようです。

今回は「ルテイン」についてちょこっとだけご紹介でした。来月はルテインを効果的に摂る料理方法をご紹介したいと思います。それではまた来月(^^)/

 

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